ホーム > 組織で探す > 総務部 > 秘書課 > 広報室 > メールマガジン「いま、山形から・・・」 > 特集企画 > 道の駅から出発進行!山形タビ > 道の駅「川のみなと長井」

道の駅「川のみなと長井」

いま、山形から・・・ 道の駅から出発進行!山形タビ 最上川舟運のまちを歩こう 道の駅「川のみなと長井」(長井市)
(平成29年5月19日掲載)

 「川のみなと長井」は、山形県長井市の最上川河畔と国道287号との間に位置し、市中心部にある道の駅です。すぐそばには、樹齢750年の古木をはじめ、3千株の琉球白つつじが自慢の白つつじ公園があります。山形県内で20番目、長井市では初の道の駅としてこの春オープンしました。観光案内所や特産品コーナー、フードコート、無料休憩所やトイレなどの道の駅の機能はもちろん、観光客に長井の新たな魅力を情報発信し、まちなかに足を向けてもらおうと様々な取組を行っています。


 

長井の美味しいものがギュッと詰まった「川のみなと長井」
フードコートで味わえる創作メニューの数々

 道の駅で気になるのは、やはりグルメ。フードコートでは他では味わえない創作メニューをご賞味いただけます。

長井のご当地枝豆、馬のかみしめ入りソフトクリーム
新鮮な野菜・果物が並ぶ地域特産物紹介コーナー。

 競技用けん玉の生産量が日本一の長井市。それにちなみ、長井名産の馬肉でつくったメンチコロッケと2種類のカレー、ごはんなどでけん玉を描いた「日本一けん玉カレー」は、その見た目に驚かされてしまいます。しかも、味はカレーにこだわる長井市民も納得の旨さなんです。

 他には、長井ブランドである寺泉トマトを使用したオムライス、長井野菜と米沢豚のジンジャーソテーなど、いずれも長井出身のシェフが考案したオリジナル料理が並んでいます。長井市に残る枝豆の在来種「馬のかみしめ」を使ったソフトクリームも、濃厚な味わいで人気です。

フードコートのショーケースに並ぶ各菓子店のスイーツ。昼頃には品切れになるものも。
市内観光の情報を収集できる観光案内所のスタッフ、布川はるかさんと川村真未さん。

 道の駅を訪れる楽しみの一つ、特産品が並ぶ直売コーナーも充実しています。ここ「川のみなと長井」の地域特産品紹介コーナーは、地元の新鮮な野菜・果物から、お土産にピッタリのお菓子やお酒、長井紬やけん玉などの工芸品、フラワー長井線のオリジナル商品と、バラエティ豊かな品揃えです。

 スイーツ好きが注目するのは、市内各店の和洋菓子が並べられたショーケース。ここに入っているのは、長井っ子が好きな逸品ばかり。いろんなお店の味をその場で購入でき、食べ比べできるのでうれしいですね。

 観光案内所のカウンター隣には、日本の道の駅では初となる「空間ディスプレイ」が置かれ、長井の観光地やイベント情報、道路情報などを確認することができます。


 

観光客をもっとまちのなかへ。

観光客をまちなかへ誘導する仕掛けの一つ長井の麺・お菓子の情報誌を手にする「やまがた長井観光局」の平 正行さん。

 ところで、この道の駅の名前はなぜ「川のみなと」なのでしょう。長井市は朝日連峰・飯豊連峰などに囲まれ、野川が市の中心部を流れ、最上川と白川が市の南部で合流する「水のまち」です。江戸時代、北前船により酒田と上方(京、大坂)の交易が盛んになると、1694(元禄7)年には最上川に長井宮舟場が開設され長井は山の中の港町として栄えました。この最上川舟運の発達により、まちなかには今も江戸時代の名残を感じさせる商家や蔵、水路があり、風情ある街並みが残っているのです。

「長井の麺・長井のお菓子」は右開きで長井の麺、左開きで長井の菓子が掲載されている。道の駅でも販売中。
「ながいまち歩き地図」は4種類あり、バッグに入るサイズ感ときれいな写真が印象的なパンフレット。

 古い歴史と文化を持ち、まちなかに点在する知る人ぞ知る長井の宝物を観光客に向けて情報発信しようと、道の駅「川のみなと長井」は誕生しました。「やまがた長井観光局」の観光交流推進部部長・平 正行さんに施設の特徴や観光交流拠点としての役割について教えていただきました。「道の駅って、ほとんどが郊外にあるでしょう。ここ川のみなと長井はまちなかに建っていることが大きな特徴です。これからの季節、長井市の観光といえばあやめ公園や白つつじ公園が有名ですが、まちなかで楽しんでもらえる仕掛けをいくつも用意しているんです」

 観光客をまちなかに誘導する仕組みの一つ目は情報誌「長井の麺・長井のお菓子」(観光案内所窓口にて一部300円で販売)です。市内の麺メニューを扱うお店42店舗、菓子店20店舗が紹介されており、ページをめくると次々に食べたいメニューが見つかります。今なら道の駅オープン記念として、麺メニュー・お菓子ともに150円引きのクーポン付きなので、私も思わず買っちゃいました。

無料で利用できるレンタサイクル。電動自転車も用意されているのは嬉しい。

 二つ目は、市内にある水路や歴史的建造物、蔵などを紹介した「ながいまち歩き地図」です。立ち寄りたくなるようなカフェや老舗店などの情報が写真付きで掲載され、4種類発行されています。

 さらに三つ目は、まちなか探訪用にと、レンタサイクルと市内循環バスが用意されており、いずれも無料です。手軽に体を動かして、健康的に観光できるのもいいですね。


 

たくさんの蔵と木造建築 長井の歴史にふれる、まちなか歩き。

丸大扇屋はおよそ350年前から、長井市十日町で代々続いた商家。呉服商として栄えました。
山形県令 三島通庸の命により建てられた旧西置賜郡役所。リニューアルし、「小桜館」という名称に。

 これからの季節、長井市はつつじやあやめなどの花々が見ごろを迎え、大勢の観光客が訪れます。やまがた長井観光局のスタッフお二人に、おすすめのスポットを伺いました。

丸大扇屋では幕末から明治、大正にかけての商家の暮らしぶりを、当時の食器や道具、水路を利用した設備などから、知ることができます。

 布川はるかさんは、あやめ公園を見たあとに丸大扇屋まるだいおうぎや(山形県指定有形文化財)→長沼孝三彫塑館ながぬまこうぞうちょうそかん小桜館こざくらかん(長井市指定有形文化財)を巡るコースがおすすめとのこと。丸大扇屋は最上川舟運により栄えた呉服商。町屋の風情が魅力的なスポットです。丸大扇屋の一角にあるのは、ここを生家とする彫刻家 長沼孝三の作品を収蔵・展示する長沼孝三彫塑館。すぐ隣には日本で2番目に古い郡役所を修復した小桜館もあり、文化・芸術に触れる旅になりそうですね。

 素敵なカフェをおすすめしてくれたのは川村真未さんです。旧丸中横仲商店蔵群きゅうまるなかよこなかしょうてんくらぐん(国登録有形文化財)にある「ミュージック&ギャラリー ウォームストーン」はジャズサックスプレーヤーの店主が営むカフェ。クラフト作家の手作り品も扱っており、コンサートや音楽教室も行っている素敵なスポットです。店舗の奥には蔵が建ち並び、一見の価値ありですね。

紬問屋山清の屋敷にある10棟の蔵のうち5棟を「やませ蔵美術館」として公開しています。
やませ蔵美術館には明治時代に建てられた数々の蔵と美しい庭、水琴窟、庭を流れる水路などがあります。
やませ蔵美術館内部には、建築物や美術コレクションの他、四季の彩りを堪能できる庭園があり、ゆったりとした時間が過ごせます。

 市街地にありながら120台分の無料駐車場がある道の駅「川のみなと長井」。ここを拠点に車では見過ごしてしまいそうな長井の“人・モノ・風景”を探してみませんか。


 

取材協力・お問い合わせ

道の駅 「川のみなと長井」 TEL.0238-87-1121 http://kankou-nagai.jp/
 


 


 

この記事に対するお問い合わせ

このページの先頭へ

ナビゲーション

更新情報

  • 平成29年5月19日掲載

関連情報