ホーム > 組織で探す > 総務部 > 秘書広報課(広報室) > 広報室 > メールマガジン「いま、山形から・・・」 > シリーズ企画 > 山形の旬だより > 肘折温泉山菜の食まつり

肘折温泉山菜の食まつり

いま、山形から・・・ 山形の旬だより 摘みたての春のごちそう 肘折温泉山菜の食まつり(大蔵村)
(平成28年5月6日掲載)

 開湯1200年の歴史をもち、古くからの湯治場として知られている肘折温泉。全国有数の豪雪地域でもあるこの地は、山菜が太くておいしさも格別なため「良質な山菜の宝庫」といわれています。これからが“旬”のごちそう「山菜」をたっぷり味わえる食とイベントをご紹介しましょう。


 

山菜のシーズンがやってきた!

 長い冬を越え、里では桜が咲き花びらを散らすころ、野山では様々な命が芽吹きはじめます。そんな光景を想い浮かべると、山菜採りの魅力を知る人たちは「あの場所に、もう山菜が出たんじゃないだろうか」と、気もそぞろになり、すぐにも山に行きたくなるのだそうです。

山間の湿地などによく自生するうるい。独特の ぬめりと歯ごたえあり。主な食べ方はおひたし、油炒め。
清々しい香りと独特の歯ごたえが人気のたけのこ(ネマガリダケ)。味噌汁、煮物、天ぷらなどに。
沢沿いなどの湿気のある場所に群生するこごみ。主な食べ方はごまあえや、おひたし。

 山菜にはたくさんの種類があり、代表的なものはこごみ、こしあぶら、ぼうな、しどけ、あいこ、しおで、うるい、うど、たけのこ(ネマガリダケ)、わらび、ぜんまい、赤みずなどです。独特の苦みやあくがあり、食べると冬から春へと身体が目ざめるなどといわれ、おいしくてヘルシーだと人気が高まっています。

 山菜は山形県内のほとんどの地域で採れますが、雪深く厳しい環境に長い期間さらされ、雪どけとともに一気に芽吹く 場所では、太くてみずみずしい、質の良い山菜が育つといわれています。積雪量が4メートルにも及ぶ肘折はまさにこの条件に最適な場所なのです。

 山菜は標高の低いところから出始め、雪どけといっしょに、山菜の出る場所も山の上へとのぼっていきます。肘折のような高い場所では、まずは山の下の方の山菜を食べ、 7月初めくらいまで雪どけの遅い山の上の山菜も楽しめるため、 平場ひらばより長い期間、山菜が食べられるのも魅力です。


 

おいしく山菜をいただくために

水分を多く含み、綿毛もフワフワのぜんまい。

 肘折温泉のある大蔵村産業振興課の齋藤さんによれば、大蔵村では山菜採りは特別な技術ではないのだそうです。大人も子どもも、わらびやぜんまいの見分け方を知っていて、誰でも採れるのだそうです。

下処理をした乾しぜんまい。

 「ただ、山菜は苦みやあくのあるものが多く、食べるまでの下処理が大変なんです。特にぜんまいはゴザの上で、綿毛の部分を取り去る作業をした後、何日も天日干しをし、カラカラに乾燥させます。採ったときには10㎏ほどあったものでも、1㎏くらいになってしまいます。さらに手でもんで歯ごたえを出すのです。それを調理すると、びっくりする程おいしいので、箸が止まらなくなります」


 

多彩な山菜料理と山菜の食まつり

名物となった朝市での山菜料理の無料ふるまい。にしんを入れた山菜汁はおいしいよ!

 地元・肘折の人々がこれまで食べてきた地域の資源であり、財産である山菜。これを外部の方にも食べてもらおうと始まったのが「肘折温泉 山菜の食まつり」です。

 期間中、肘折温泉にある20軒の温泉宿に宿泊すると、おひたしや天ぷら、味噌汁などの「定番」山菜料理のほか、そこでしか味わえない様々な山菜料理が食べられます 。例えば山菜のサラダや、うどのくるみあえ、うどとにしんの煮物、たけのこの味噌汁 、山菜の炒めもの、山菜しゃぶしゃぶ、数種類の山菜を入れた山菜汁など。使う山菜の種類によって、メニューが変わってしまうため、いつも同じにならず、何がでるかわくわくするのも山菜料理の楽しみの一つであり、毎年訪れる方がいるのも納得です。(メニューの詳細は宿によって違いますので、気になる方はお問い合わせを)

 さらに、実施日限定ですが、山形県立農林大学校の学生と温泉旅館の女将会がコラボして考案した新たな山菜料理の発表会、朝市会場での山菜料理の無料ふるまい(先着100名)のほか、「山菜取り体験と山菜昼食」や、座学と下処理の仕方や調理が学べる「肘折山菜学校」も開校しますので、山菜の種類や食べ方に興味をお持ちなら、参加されてはいかがでしょうか。

 山菜がお好きなら、旬の季節、「肘折温泉 山菜の食まつり」をぜひお楽しみください。

温泉宿で提供された山菜料理例
考案された山菜のつつみ揚げ。
同じく考案された、山菜と山形地鶏のポトフ。


 

 

第15回 肘折温泉山菜の食まつり
5月14日(土)~6月12日(日)
http://www.vill.ohkura.yamagata.jp/news/1772/

 


 

取材協力

大蔵村・大蔵村観光協会 TEL.0233-75-2111 http://www.vill.ohkura.yamagata.jp/
肘折温泉観光案内所 TEL.0233-76-2211 http://hijiori.jp/
肘折温泉郷振興株式会社 TEL 0233-34-6106
 


 


 

この記事に対するお問い合わせ

このページの先頭へ

ナビゲーション

更新情報

  • 平成28年5月6日掲載

関連情報